カテゴリ:書店探訪「買ってもいいんだよ」



仙台本屋時間 / 前野久美子企画・編集(Biblantern , 2021.3) わたしたち、言葉になって帰ってくる / 福田尚代著(福田尚代 , 2020.3)

怪物がめざめる夜(純文学書下ろし特別作品) / 小林信彦著(新潮社 , 1993.9) NHK おしゃれ工房 ; 11月号 No.440 / 日本放送協会, 日本放送出版協会編(日本放送出版協会 , 2001.11)

私の東京風景(海野弘コレクション ; 1) / 海野弘著(右文書院 , 2006.1) 歩いて、見て、書いて : 私の一〇〇冊の本の旅(海野弘コレクション ; 3) / 海野弘著(右文書院 , 2006.11) 中高生の本と生活 : ヤング・カルチュアの実態調査 / 子ども調査研究所編著(日本エディタースクール出版部 , 1980.11) 書物の環境論(現代社会学ライブラリー ; 4) / 柴野京子著(弘文堂 , 2012.7)...

書医あづさの手控え : 書誌学入門ノベル! / 白戸満喜子著 ; 吉井アキイラスト(文学通信 , 2020.12.22) 朝日堂オーダーメイド製本工房(メディアワークス文庫) / 相原罫著(KADOKAWA , 2021.2.25) 巻物 折本・両面画帳 / 小林喜代美編著(表導会 , 2018.8.27)

金文字典 / 綿引滔天編(二玄社 , 2014.12) 大地の染織 / 吉見逸朗著(織研新聞社 , 2008.9) 欧文活字 ; 1 : machine composing(大日本印刷クリエィティブセンター[製作] , c1971) 江戸の思想闘争(角川選書 ; 613) / 山泰幸著(KADOKAWA , 2019.1) 次の日本へ : 共和主義宣言(詩想社新書 ; 29) / 首藤信彦, 鳩山友紀夫著(詩想社 , 2019.9) 日本の歴史をよみなおす ; 全(ちくま学芸文庫) / 網野善彦著(筑摩書房...

僕が足立区の高校に通っていたころは、東武鉄道「西新井」駅のすぐ前に日清紡の大きな工場が有ったのですが、現在その場所には何棟もの高層住宅が立ち並び、大きなショッピングセンターも出来て、全く様変わりしました。こういう「新しい街」には基本的に面白い書店は生まれません。BOOKOFFを除いては。

「かすみ書店」を出て、さらに旧中山道を北へ。古い木造建築の商店がいくつも残っていて見惚れてしまう。すっかり新しくなった大正大学の前を通り、明治通りとの交差点を渡ってさらに進む。左手に「坂本書店」を発見。店先に本の詰まったボール箱が10個ほど置かれている。ここでは収穫無し。でも店内に入ったら、気配ですぐに良い店だと分かる。奥に向かう通路が3本。右から攻める。通路が狭く、さらに棚の前には腰の高さくらいまで本が積まれている。でも変な本がほとんど無い。これは良い店。滞在時間は15分くらいかな。スパッと3冊だけ選んで会計を済ませたら、気難しそうな店主の方がとてもやさしい声で「ありがとうございます。」と言ってくださる。

知らない道を自転車でさまよいながら古本屋を探す。そんなことを30年も続けていると、さすがに何らかの法則を見出したりもします。ひとつ挙げるとすれば、「旧街道」にはたいてい昔からの古本屋がある。...

自転車に乗って本郷通りを北へ向かう。JR駒込駅(東京都豊島区)を通り過ぎたところで、この辺りの住宅街に一件古本屋があったことを思い出す。もう10年以上行ってないけど、店内は広めで品揃えもよかった。心当たりをめぐってみたものの、見つからず。Googleマップで検索したところ、最寄りの店は「古書宮橋駒込店」。駅の東口から続く「アゼレア通り」の中ほど。外から店内の棚を見たところ漫画と文庫本が多くてちょっと厳しいかなとも思ったが、まあ折角なので。

興味のある新刊書籍が発行されても、どこで買えばいいのか。人混みを極力避けたいご時世ですから、自ずとネットでの購入を選択してしまいます。一通り試した末に辿り着いたのは「BOOk・OFF Online」(https://www.bookoffonline.co.jp/)。僕のように、1冊だけしか買わないと精神の均衡が保てないひとにはお勧めしたい。新刊書と古書を一緒に購入できるのです。

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